あゆ3でございます(^.^)
ついに公開となった
「007 ノータイム トゥ ダイ」
映画館で観てきました!
映画館に出かけたのは
昨年の3月以来(^^;)
日曜のレイトショーだったので
観客は7名ほどでした。
公式サイトはこちらから
ダニエル・クレイグが演じる
ジェームス・ボンドは
今回で終わりです。
「ダニエル・クレイグという
俳優が演じた007がいた」
彼が主演の007は5作。
「5部作」という連作になりました。
帰りの車中でもオエオエ
泣いてしまいましたよ( ;∀;)
シリーズ全般に通ずる
変わらないユーモア、
突拍子のないアイデア、
その時々の時代背景を
映すストーリー、登場人物達。
ダニエルのボンドは
とても人間臭い007。
彼の苦悩、痛みが表現されていて
今までのシリーズとは
違い、私は好きでした。
さて、今回007は
何と戦ったのでしょうか。
悪が「悪」として行動する
理由も根底では変わらないの
かもしれませんけれど
「正義のため」
と思い行動していることで、
それならこちら側ではない
人間を100か0で消去しても
良いのかと。
人間の歴史において、
何度となく繰り返されてきた
戦いの意義を問う
ストーリーだったのかな
と、思いました。
スカイフォールからの
敵側の主な理由は「復讐」。
今回の敵サフィンの
「悪」としての行動理由は
表面上は復讐なのですけれど、
映画を観ていて、今ひとつそこが
よくわからなかったのです。
もしかしたらその
「わけのわからなさ」が
とても恐ろしいのかもしれません。
マドレーヌに彼が感じた
「絆」も非常に一方的なもので
とてもとても気持ちが悪い。。。
理解しがたいものでした。
そうかと思えば
マッドサイエンティスト、
裏切者はどの時代でも同じ(^^;)
前回のスペクターでも
そうでしたけれど
「そんな理由で?」
これが一番怖いのかも。
怖く、シリアスなばかりでは
ありませんよ!(^^)!
楽しめた所も多くありました。
可愛くて強い!なんて
まさに最強の諜報員
アナ。
女性でアフリカにルーツを持つ
新007のノーミ。
時代が映された
女性諜報部員の活躍には
胸が躍りました!
(# me too 以来、女性の
描かれ方が少々過剰?
と思われるくらい変化
してきてますね)
その他にも多様性に
配慮した描写もチラリ。
そしてこのコロナ禍、
多くの人が楽しみにして
いる、世界への旅行。
この映画の中で、
私たち観客は007と共に
世界を旅し、美しい風景を
目にすることができました。
序盤の鮮やかな色彩には
初期の007シリーズ、
60年代の映画の色彩を
感じることができましたし、
パーフェクトショットと
言えるような場面も
たくさんありました。
映像がとにかく美しかったです。
2時間40分という
なかなかに長い映画ですけれど
また観にいけたらな、と
思います(^.^)
Comentarios