夏の夜に観たい最恐ホラー映画『女優霊』
- Ayu3

- 8月4日
- 読了時間: 4分
こんばんは、ayu3です 暑い日が続いていますね~ さて、夏と言えば、やっぱり怪談。
暑い夜に背筋が少し寒くなるような、
怖い話やホラー映画が恋しく(笑)
なる季節です。
先日、お客さんとの会話で 「一番怖かったホラー映画は何か?」 という話題になりました。
そこで名前が出たのが――
『女優霊』(1996年)
監督は中田秀夫さん、脚本は高橋洋さん。
後に『リング』を生み出す二人の、 記念すべき初コンビ作品です。
撮影現場に入り込んだ、
存在してはいけない映像
物語の主人公は、初監督作品の撮影に
挑む映画監督・村井。
セットも完成し、撮影は順調に
スタートしたかに見えました。
しかし、カメラテストのフィルムを
確認した時、奇妙なものが映り込んで
いることに気づきます。
そこには、本来存在するはずのない
古い映像。しかも、その映像には
主演女優の背後に、髪の長い女の姿が
浮かんでいました。
村井には、その映像を以前どこかで
見た記憶がある。未公開で、誰の目にも
触れていないはずのフィルムなのに――。
やがて撮影現場では不可解な出来事が
次々と起こり始めます。
そして新人女優の事故死。
村井は、その背後にあの女の影を感じます。
調べていくうちに、過去の未公開映画でも
同じ場所で、同じような悲劇が起きていた
ことを知るのです。
「何かいる」という恐怖
初めてこの映画を観たのは、
確かWOWOWだったと思います。 (「Jホラーなんとか」という企画?)
観終わった後に思ったこと。
「観なければよかった……」
本当に怖かった。
今回、この記事を書くために久しぶりに
確認のため観直したのですが――
やっぱり怖い。
「あぁ……嫌だな、これ……」
と思ってしまいました(笑)
この映画が公開された当時、
感想は大きく二つに分かれたそうです。
「最高に怖い」という人もいれば、
「全然怖くない」という人もいた。
私はもちろん前者でした。
そして、その賛否両論を踏まえて
「もっと恐ろしいホラーを作ろう」と 生まれた作品が、あの『リング』だった と言われています。
日本のホラーが怖い理由
海外のホラー映画は、突然の大きな音や
残酷な描写、襲い来る恐怖によって
驚かせる作品が多いですよね。
殺人鬼が追いかけてくる。
怪物が襲ってくる。幽霊でさえ、
こちらに向かって物理攻撃してくる。
一方、日本の幽霊は少し違う。
そこにいるだけ。
静かに立っている。
ゆっくり近づいてくる。
何をするわけでもないのに、なぜか怖い。
背中がぞわっとする。
「後ろに何かいる気がする」
その感覚こそ、日本的な恐怖 なのだと思います。
海外でリメイクされた日本ホラー作品を
見ると、技術的には素晴らしくても、
どこか違うと感じることがあります。
日本独特の湿った空気。
古い建物に残る気配。
誰もいない場所なのに、
誰かの存在を感じる不安。
そういう「目に見えない怖さ」が
薄れてしまうことがあるんですよね。
『リング』や『呪怨』も、 日本版と海外版では
恐怖の方向性が少し違います。
子供の頃に感じた「あの怖さ」
私は子供の頃から怪談や怖い話が
大好きでした。
図書館では松谷みよ子さんの怪談の本を
何度も借りて読んでいました。
テレビの心霊特集も大好き!
でも、見終わった夜に後悔する。
「見なきゃよかった……」
と思いながら布団に入る。
それでもまた見てしまう。
そんな繰り返しでした(笑)
『女優霊』は、そんな子供の頃に感じた
「あの怖さ」を久しぶりに思い出させて
くれる作品です。
はっきり見えないから怖い
髪の長い女が、はっきり登場する わけではない。
人の後ろに髪だけが見える。
白い服の影が映る。
窓ガラスにぼんやり何かが浮かぶ。
その「見えそうで見えない」感じが、
本当に怖い。想像力が恐怖を
作り出してしまうんですよね。
そして、ラストの後味の悪さ。
全部が解決したようで、何かが残る。
「あれは何だったんだろう」
という嫌な余韻。
そこがまた日本ホラーらしいところ。。
真夏の寝苦しい夜。
少し涼しくなりたい時は、エアコンの温度を
下げるより、日本の怪談映画を一本
観るのもいいかもしれません。
ただし――
観た後、暗い部屋で一人になる時は
ご注意ください。
何かの気配を感じても……
振り返らないほうがいいかもしれません(笑)






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