あゆ3です(^.^)
とにかく今年の夏は暑くて。
幸い体調を崩すことは
なかったのですが、
遠出をする元気はなかったかな(^^;)
それでも
7月の終わりに
まさかのチケットがあたり!
東京へ演劇鑑賞に行ってきました。
大人計画主宰 松尾スズキさん
作・演出・出演の「ふくすけ」
を観に、新宿歌舞伎町タワー内
シアターミラノ座へ行ってきました。
東京に出かけたのは
約10年ぶりかもしれない。
20代の
全てに絶望していた頃 (笑)
夜行列車なんかも使って
月に1度とか、下北沢の小さな劇場に
通っていました。
究極の癒しだったのかもしれません。
現実逃避とも言います。
大人計画はその頃によく観ていて
あの小さな劇場で見た役者さんたちが
今では有名俳優として活躍されていて
「あの頃知ってる自慢」が出来ちゃう(^.^)
「ふくすけ」
今回で観るのは3回目。
再演、再再演、そして今回の
再々再演。
内容に触れることはできませんが
物語は悲劇です。
初演から25年くらい経つのかな。
同じお芝居・演目だけれど
今回、今までとは
かなり変化していたなぁ、と
思います。
今までなかった場面、セリフなど
も増えていました。
なくなったセリフもあったなぁ。。。
松尾さんの人生の変遷。
これは「ジヌよさらば」でも
感じたけれど
松尾さんと「カミ」と呼ばれるもの
との関係性の変化。
決着の付け方の変化。
決着はついてないのかな(^^;)
西洋宗教に関するくだりが
出てくるので
「3」という数字や
最後の場面の晩餐風景など、
観客がより物語の中に意味づけ
を見出しやすくなってたかな?
主体となるカップルが
変化したので
「愛」というテーマが
より強く刺さってきて
阿部サダヲさんに泣かされました。
どうせこの世からいなくなるのに
人はなぜ生きなければならないのか。
自身のために生きているのではない。
自分のために生きる理由は
見出せない。
と、いうことなのでしょうか。
「ジヌよさらば」
を見返してみようかな(^.^)
キャストもほぼ一新され、
歌舞伎町が舞台の芝居を
歌舞伎町で上演。
劇場に行くまでの道中の風景も
含め、とてつもないエネルギーを
感じ、終わった後の放心感。
あの場にいれて良かったです。
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